【キャンプ用品レビュー】MSRステイクハンマー

2021年9月12日日曜日

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キャンプでテントを固定するためにハンマーは必需品です。荷物を軽くする必要のある登山なんかでは、重いハンマーは真っ先にテント場の石や山靴でペグを打ち込んだりするのですが、キャンプではこのペグダウンの作業もこだわりの道具でやりたいもの。

そこで、キャンプ用ハンマーを比較した結果、購入したMSRステイクハンマーについてレビューします。

キャンプのテント設営にはハンマーが必要

先程キャンプでハンマーは必需品と書いておきながら、実のところ無くてもなんとかなるものです。地面が柔らかいサイトであれば、ペグを手で差すことができることも多いですし、そのへんに転がっている大きめの石で叩いたり靴底で押してもペグダウンできる場面が多いと思います。

ハンマーは重い荷物なので、登山からキャンプに入っていった筆者も、最初はハンマーなど持たずにキャンプに行き、なんなら風の少ないときはペグダウンもせずに中の荷物の重さと人間で固定なんてこともありました。

しかし硬い地面だと結構大変だと気づき、工具のハンマーを持っていったりしていました。ただ、ハンマーで硬い地面にペグダウンするとこんどは抜くのが大変だと思い知り、ペグを抜くのにも使えるキャンプ専用ハンマーに興味を持ち調べてみることに。

キャンプ用ハンマー比較

キャンプ用ハンマーは様々なメーカー、種類がありますが、代表的な製品を4つ挙げてみます。

スノーピーク(snow peak) ペグハンマー PRO.

キャンプ用のハンマーと言えばこれが定番。木製の柄と銅のヘッド部分がいい味出しています。ヘッド先端に鉄より比重の高く柔らかい銅を使うことで重みが増してペグを打ち込むのが楽になります。また、鉄に比べて反動が少ないです。

ペグを抜くための引掛けもついていてGoodです。難点は銅製なので高いことでしょうか。スチール製もあり、こちらは銅製と比べると少し安いです。似たような形状のハンマーが無名メーカーからたくさん出されており、激安品を探すこともできます。

コールマン ラバー/スチールハンマー200g

コールマンのゴム製ハンマーです。なんと行っても千円程度の安さが魅力。ゴムなので叩く音もうるさくなく、使い勝手が良さそうです。しかしガチガチに堅い地面だと壊れてしまったなどのレビューもあり、芝生サイトなどで使うのがおすすめでしょうか。ペグ抜きの機能はありません。

コールマン パワーマスタースチールヘッドハンマーII

こちらもコールマンのハンマーです。鉄ヘッドで先程紹介したスノーピークの鉄ヘッド版に近い形状です。スノーピークの鉄製と比較するとコールマンの方が安いのと、ヘッドが角ばった形をしているのが違いです。ペグ抜きも付いています。

MSRステイクハンマー

キャンプ用品は、古き良き時代を感じさせるオールド感のあるデザインが定番ですが、このハンマーはキャンプ用品を思わせないモダンなデザインが特徴です。柄はアルミにアルマイト加工、ヘッドはステンレス製です。鉄ヘッドと違いサビの心配が無く、柄も金属なので強く取り扱いも楽です。難点は、スノーピークの銅ヘッドが重量635gに対し、これは312gと半分程度(アマゾンの製品情報より)と軽いため、ハンマーの自重にはあまり期待できず手の力で打ち込む感じになることです。

MSRステイクハンマーを購入!

せっかくハンマーを持っていくなら堅いサイトでも思いっきり打ち込める金属製にしたいと思いました。自重が軽いのが少し気になりますが、見た目に惚れてMSRステイクハンマーを購入しました!

早速キャンプサイトで使ってみます。まずは外観。好き嫌いはあるかもしれませんがモダンな形状がいい感じです。アルマイト加工の柄も高級感が漂います。

ソリッドステークを打ち込んでみました。地面は結構堅かったですが、ハンマーとしての役割は問題なく果たしました。ただ、やはり軽いので若干弾かれる感はあり、もう少し重さが欲しいかなとは思います。

撤収時のペグ抜きです。ヘッドを支点とし、テコの原理でペグを引き抜くことができます。スノーピークとかは、ヘッドに丸穴が空いていて、そこにペグを通して引き抜くこともできますが、これは丸穴はありません。ソリッドステークを抜く分には全く問題なかったですが、テント付属の丸棒を曲げた細いペグの場合、丸穴があると便利かもしれません。

まとめ

キャンプ用ハンマーの比較とMSRステイクハンマーの使用感をレビューしました。MSRステイクハンマーは、モダンな形状が美しく、道具として持っているだけで満足感が得られるハンマーです。

使用感はもちろん問題無く、若干軽いのが気になりますが重いのはそれはそれで持ち運びに不便なのでそれほどマイナス面だと思っていません。

キャンプ用品として忘れがちなハンマーですが、こだわって選んでみてはいかがでしょうか。

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