【第二種電気工事士】複線図を仕上げる

2022年1月30日日曜日

技能試験 候補問題 第二種電気工事士 複線図

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前回の記事で単線図から複線図を作成する手順を解説しました。前回の記事では機器間を線で接続するところまでやりましたので今回は施工に必要な情報を書き込み複線図を完成させます。

プラスとマイナスを書き込む

電源のマイナス側は、スイッチ等は通らずに各機器(ここでは引掛けシーリング、ランプレセプタクル、蛍光灯)まで接続されます。マイナス側の配線の色は白色を使います。技能試験では白色で描くことはできないので、下図では青色で書いています。

複線図1

マイナス側は白色の線を使うことが決まっているので、線で繋いでいく際にいきなり青色のペン(いちおう消せるようフリクションがおすすめ)で書いてしまってOKです。各機器の青線に繋がっている部分にマイナス記号「−」を記入します。反対側が自動的にプラスになるのでプラス記号「+」を記入します。

使用するケーブルの情報を記入する

使用するケーブルは、問題の単線図に記載されていますので、単純にケーブル種類と芯数、長さを複線図に写します。

複線図2

ケーブルの組み合わせとコードの色を決める

ジョイントボックスと機器間が2本の電線である場所、具体的には引掛けシーリング、ランプレセプタクル、蛍光灯はマイナス側が白線なので反対側がプラスであり、黒線を使えばよいのでコードの色は決まります。

問題は、ジョイントボックスとスイッチ間の4本線とジョイントボックスとジョイントボックス間の3本線です。

ジョイントボックスとスイッチ間

ジョイントボックスとスイッチ間の電線は4本あります。試験では2芯または3芯のケーブルを使用するため、ここには2芯ケーブル2本で合計4本の電線になります。

2本が白線、2本が黒線なのでこれをどう振り分けるか考えます。

問題文の施工条件で電源からスイッチまでの非接地側(プラス側)電線は黒色を指定されています。ということで、図でスイッチの左側の線と左側のわたり線は黒色に決まります。

残り3本の電線に対し、白、白、黒をどう使うかは特に規定はありません。下図のように白線と黒線を振り分けました。(注:図では、白線を青色で描いています)

複線図3

イに1つのケーブルで接続した方が施工がしやすいでしょう。ロとハは特にどちらが良いというのはありません。

ジョイントボックス間

残りは左右ジョイントボックス間の3本の電線です。ここは3芯ケーブルを使います。

まずマイナス側(接地側)は白色に決まりです。残り2本は規定は無くどちらでもよいですが、「ロ」のスイッチに黒線を使ったので、色を合わせてここでも「ロ」に黒線を割り振りました。ジョイントボックス内で電線を接続する際はなるべく同じ色同士の方が確認しやすいと思いますが、ここは好みでよいと思います。

複線図4

ジョイントの情報を書き込む

最後にジョイントボックス内のジョイント部について、線の本数とリングスリーブの種類を書き込みます。

有名どころのHOZANの説明ではリングスリーブの種類(○、小、中)のみ書いていますが、自己流ですが線の本数も記入しています。実際の試験ではフリーハンドで複線図を描くのでごちゃごちゃしているので3本のところを2本で繋げてしまいそうになったりするため、本数も書いておくのを個人的にはおすすめします。また、見やすいように色を変えて書くのもおすすめです。

複線図5

この問題での施工条件は、図の左側のジョイントボックスにはリングスリーブ(リングスリーブ)を使い、右側には差込型コネクタを使うよう指示されていますが、問題文をよく読んで逆にしないよう注意しましょう!

まとめ

複線図が完成しました!ここまで描いたらあとは複線図の通りに施工するだけです。複線図は5分から遅くとも10分以内に描く必要がありますが、課題があらかじめ公表されているので何回か描いてみたらサッと描けるようになるため繰り返し練習が重要です。

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