Cloudready を USB メモリから起動し使用してみましたが、動作が遅く実用的でないためハードドライブにインストールしてみることにしました。しかしながら Cloudready は1つのドライブ内に Windows とデュアルブートにできないようです。
そこで、最近使用する機会の減った DVD ドライブを SSD に換装する部品があることを知り、HP Pavilion dv6 の DVD ドライブを SSD 化してここに Cloudready をインストールすることを目論みます。まずは SSD 化の記事を書きます。
購入したもの
- Crucial クルーシャル SSD 240GB BX500
- Zheino 2nd 12.7mmノートPCドライブマウンタ
SSD の容量は多いに越したことはないですが、価格との兼ね合いを見て 256GB あたりで一番安いものを購入。アダプタは厚みが何種類かありますが、この PC は 12.7mm のようです。様々なメーカーがありましたがどれも同じような感じなので適当に選びました。
DVD ドライブの取り外し
ノート PC 裏側のサービスパネルを外して DVD ドライブを留めているネジを外すのですが、HP Pavilion dv6 はサービスパネルのロックとバッテリーのロックが共通になっています。
ロックをスライドさせながらバッテリーと抜き、さらにサービスパネルも外します。DVD ドライブは1本のネジで止まっているため、ネジを外します。
DVD ドライブを引き出し外します。
SSD の取り付け
SSD とアダプタの中身です。アダプタには SSD を固定するネジ4本とねじ回しが付属しています。SSD の取り付け方も記載がありますが、謎の棒状のスペーサーのようなものが特に見当たらず。
アダプタの取付後、外に出る面 (DVD ドライブの取り出し側) がフラットですが、元の DVD ドライブは曲線状になっています。このまま付けると外観が凹んでしまうので、この部分の部品を入れ替えます。DVD ドライブから部品を外して付け替えます。
アダプタを PC にねじ止めするためのブラケットも DVD ドライブのものを外し付け替えます。穴位置は同じでした。
SSD はアダプタ内部のコネクタに差し込むだけです。アダプタに手順が記載されたシールがありますが、1番と4番に出てくる、隙間を埋める棒状のようなものは結局何なのかわかりませんでした。SSD 後ろ側とアダプタの間に隙間ができますが、裏からねじ止めするので問題無いでしょう。
アダプタ裏面に4つの穴が明いているので、付属のねじで SSD を固定します。
カバー、バッテリーを戻して作業終了です。
BIOS で SSD 認識の確認
電源を入れ、F9を連打しブートドライブ選択画面を出してみます。
Notebook Hard Drive の項目が2つ表示されましたので無事認識されているようです。どちらがどっちだか判別できませんが、多分2つ目が今回のドライブなのでしょう。このあと Windows を起動してディスク管理ツールで見てもドライブが認識されていましたので問題なさそうです。
次は追加した SSD に Cloudready をインストールします。
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