Bikkeのハンドル取り付けボルトが錆びた
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ボルトが錆びた |
屋根の無い屋外で雨ざらしで保管しているBikkeのハンドル取り付け用のボルトが錆びてしまいました。
以前、ハンドルやフレームの一部サビを黒錆転換剤で退治しましたが、このボルトは銀色のメッキが一部錆びている状態なので黒錆にしても銀と黒の変な感じになってしまいそうです。
ボルトを新しいのに交換すればよいのですが、また錆びてしまうし錆に強いボルトも相手が鉄だと電蝕の問題があるようです。簡単にまとめると下の表のような感じです。
材質 |
処理 |
ざびにくさ |
鉄との電蝕 |
鉄 |
黒染め |
×錆びやすい |
○ |
メッキ(クロメート) |
△黒染めよりマシ |
○ |
ステンレス |
○錆びにくい |
×鉄が電蝕 |
チタン |
○錆びにくい |
×鉄が電蝕 |
アルミ |
○錆びにくい |
×アルミが電蝕 |
今錆びているボルトはピカピカの銀色をしているので多分無電解ニッケルメッキではないかと思うのですが詳細はよくわかりません。
相手が鉄なので、鉄のボルトにするしか無いかなと思うのですが、せっかくなので錆により強くしたいと思いついた案が「ボルト頭塗装」です。
ボルト頭を塗装してみた
ホームセンターで新品のボルトと錆に強そうなペイントを購入。ボルトは本当はメッキがよかったのですが黒染めしか売っておらず。。。まあ塗装すれば錆びないはずなので良しとしましょう。ペイントはアサヒペンの油性スーパーコートを入手しました。成分に「サビドメ剤」とあります。
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六角穴付きボルトと塗料 |
ペイントに関しては同じアサヒペンの水性塗料で錆の上からも塗れるものがあり、こちらの方が防錆も強そうで取り扱いも楽そうなのですが、小さい缶が無かったのでこちらにしました。
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黒染めボルト |
パーツクリーナーで六角穴付きボルトを脱脂します。
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パーツクリーナーでボルトを脱脂 |
頭に塗装していきます。元が黒で塗料もつや消し黒なのであまり違いがよくわかりません。この時点では六角穴の中はまだ塗りません。
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ボルト頭を塗装 |
乾かしている状態です。乾かすときどう置けばよいか考えていませんでした。塗ってしまたのでおそるおそるねじ端を下にして置いてみたら自立したのでこの状態で乾かします。
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ボルトを立てて乾かす |
なんかよくわからないアートのような絵になってしまいました。
3時間程度乾かしたらボルトを交換します。ボルトネジ部の錆止めを狙いネジ部にグリスを塗ります。
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ボルトネジ部にグリスを塗る |
塗装したボルトを取り付けた状態です。ちょっと元のボルト頭に比べて購入したボルトの頭が大きくザグリ穴側面と少し干渉し塗料が剥げてしまいました。
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ボルトを取り付け |
取り付け後、塗料の剥げた部分と六角穴の中も塗装して完成です。フレームの一部ボルト周りが黒いのはグリスが付いてしまい拭いた跡です。
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六角穴の中を塗装 |
とりあえず、完成です。今までは銀色のボルトでしたがフレームと色が揃っていい感じです。
気になる防錆効果は?
とりあえず、塗っただけなので今後錆が発生しないか見ていきます。
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雨ざらしのママチャリ、ブリヂストン Bikke です。ちなみに電動では無く子乗せは Yepp を付けてます。
ハンドルまわりなどに赤錆が出てきています。
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